道はどんどん悪くなっていくし、森はどんどん深くなっていくし、なんだか怖そうな動物の鳴き声が聞こえてくるし…でもかかしもブリキの木こりも生身の人間じゃじゃないから、そんなに怖がることはない。ドロシーも北の良い魔女にもらったキスがお守りになっているから、心配だとすればそれはトト…としゃべっていたら、そのとおり、大きなライオンが襲いかかってきました。
トトは勇敢ですね。大きなライオンに立ち向かっていきました。でもこれが臆病ライオンじゃなかったら、あっという間に一飲みにされておしまい、だったかも。勇敢と向こう見ずは紙一重ですね。
昔読んだときにはいつまでもビービー泣いているライオンが鬱陶しい気がしましたが、「ライオンは百獣の王。だから勇敢なはず」というみんなの期待に応えられない自分を責めるライオンくんは、実はすごく責任感のあるいいヤツなのかもしれないな、と今回初めて思いました。トトともすぐに仲良くなっていたし。
木こりの「君たちハートのある人は、間違ったことをしないからあれこれ気にしなくていいけれど、私にはハートがないからいつも注意深くしていなければならないんだ」というセリフ。うーん。深いです。実はそう思うことこそがハートのある証拠。ですよね?相手の気持ちが実感できなかったり違う意見を持ったとしても、それでも、相手の気持ちを思いやるってことは大事ですよね。なかなかできないことですけど。
かかしくんも木こりのピンチを救っていて、さりげなく頭の回転のよさがアピールされてます。
最初読んだときにはドロシーの願いが一番叶え易そうに思ったんですが、実はお供の(?)3人のほうが、カウンセリングだけで済むのかも、という気がしてきました。
- 2004/12/16(木) 18:52:23|
- オズの魔法使い|
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