西の魔女を倒して意気揚々と帰ってきた一行ですが、大歓迎されるかと思いきや、宮殿に留め置かれたままいつまでたっても音沙汰なし。ついにはドロシーはこのままだと空飛ぶサルをけしかけるわよ、とオズ様を脅しにかかります。で、オズ様は怖がって、すぐに面会を許す・・・って…なんだかもうこのあたりからすでにアヤしいですよね。
そしてオズの正体が明らかに。
子供のころは「なんてやつ、ペテン師め!」と憤りを感じましたが、ン十年経った今では、年が近くなったせいか(?)、オズにも同情の余地はあるよな〜なんて思いました。故郷から離れて見知らぬ国で一人、近臣にも心を許すことが出来ずに、虚勢を張って生きる生活。実は正体がばれてほっとしているのかも。
それに、かかしには「賢さに必要なのは脳ミソよりも経験だよ」、ライオンには「君に必要なのは勇気ではなく自信だよ」なんてアドバイスするところ、なかなかの人物じゃありませんか。
忘れてましたけど、エメラルドの都ってこのオズが作らせた都だったのですね。
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- 2005/01/13(木) 20:43:53|
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魔女の城とエメラルドの都の間には、道はないのですね〜。未開の土地だなあ。黄色いレンガの道が敷かれていた豊かなマンチキンとは大違いですね。野ネズミの女王に教えてもらって、金色の帽子で空飛ぶサルたちを呼び出すドロシー。
サルの昔話でこの章はほとんど終わりです。
昔ずっと北の方に住んでいたゲイエレットというお姫様とその婚約者クエララの話。クエララはそんなに印象がなかったのですが、読み直してみると、けっこういい男ですね。(^^)ゲイエレットが惚れ込むのも無理はない?
サルたちには不運なことでしたが、ゲイエレットが怒るのも当たり前。でも罰はちょっと重すぎるようにも思います。
そしてそしてあっという間にエメラルドの都の門の前に到着です。ライオン君の言うとおり、金の帽子を持ち出してきてほんとによかった。ドロシーはこの飛行を楽しんだようですね。
- 2005/01/11(火) 09:11:48|
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西の魔女を倒したドロシー、さっさとエメラルドの都に戻るかと思いきや、ウィンキーたちに西の魔女から解放されたことを知らせたり、旅の仲間である木こりやかかしを助けたりで、ウィンキーたちと仲良くなり、西の魔女のお城で宴会を開いて楽しく過ごしています。で、ある日ふとエムおばさんのことを思い出して…そんな、忘れているくらいなら、もうオズに住んじゃえば?ムリして帰る必要あるのかな?(^^;)
一同、結局またエメラルドの都に戻ることになりますが、ドロシーはその前に西の魔女の戸棚を物色して、空飛ぶサルを呼べる金色の帽子を、それとは知らずにですが、持って行きます。ちゃっかりしてますね。(^^)
それにしても、いつも不思議なのはかかしくん。藁を全部詰め替えて、顔も書き換えてもらって、それで元通り!って言われても。全とっかえされてるんですよ。それでも元通りなんですよ。かかしの性格や記憶はどこからきてるんでしょう?
- 2005/01/09(日) 20:29:37|
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少し長めの章です。西の魔女を探して旅を始めるところから、空飛ぶサルにつかまって、最後はやっつけるところまで。盛りだくさんです。
西の魔女は、映画のイメージが強くて、どうしてもあの緑色の顔を思い浮かべてしまうのですが、原作にはそういうことは書かれていません。(「オズの魔女記」のエルファバは映画のイメージですね。)片目しか見えないけれどその目は望遠鏡のように遠くまで何でも見える、(そういえば「オズのかかし」にもカッタメという魔女がでてきましたね)というのと、何年も前に体中の血が干乾びてしまっている、というのと…それくらい?
あぁ、いや、何が言いたかったかというと、西の魔女は「ドロシーだから」捕まえたわけじゃないんですよね。ただ、自分の国に入ってきた見知らぬ一行が気に食わなかっただけで。ライオンだけは手綱をつけて馬のように乗ってみたいと言って、空飛ぶサルに連れてこさせるように命令しますが、残りのドロシー(&トト)とかかしときこりは眼中になし。北のよい魔女のキスのおかげで空飛ぶサルたちはドロシーに手出しができず、扱いに困って西の魔女のところに連れて行くわけですが、そこで初めて、「あれ?この子、魔法の銀の靴を履いているわ」と気づくのです。
映画だと、東の魔女の仇として初めからドロシーを付け狙っていたわけで、そこのところがちょっと、映画とごっちゃになっていて、なんだか新鮮な感じでした。確か、原作では東の魔女と西の魔女には血縁関係はもちろん、お互いのことをどう思っていたかということも何も書かれていないんですよね。まあ存在くらいは知っていたんでしょうけど?
それにしてもねぇ。水でとけちゃうなんて。暗闇も怖くてドロシーの銀の靴も取りにいけなかったし。ドロシーがライオンにこっそり食べ物を差し入れているのも気づかないし。オオカミやカラスやミツバチが手下にいましたけど、それだけ?あと金の帽子で空飛ぶサルがつかえたけど、それももう3回使い切っちゃったし。なんか改めて読み直してみると、あんまり怖いイメージはありませんね。西の魔女。根性悪のくそばばあ(失礼!)のイメージはやっぱり映画から来ているのかなあ。
「誰も死なないはずのオズ」ですが、東の魔女と西の魔女は死んじゃうんですよね。
【“Chapter12:The Search for the Wicked Witch”の続きを読む】
- 2005/01/07(金) 12:00:22|
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いよいよオズ様との対面です。オズ大王はドロシーの家が落ちて東の悪い魔女が死んだことを知らなかったようですね。銀の靴はどうして手に入れたのか聞いたり、北のよい魔女からもらった額のマークのことについて聞いたりしています。何でもお見通し…と思ったら、案外そうでもないみたい。
でも、四人をばらばらに一人ずつ来させて、その度に違う格好で現れるなんて、大王の偉大さを知らしめるための演出効果はばっちりです。お見事。
私が昔から不思議でなんだか納得いかないのは、みんなから願い事を聞いた後に「どうしてわしがその願いをかなえなければならないのか」と大王が聞くところです。だって…そんなこと…普通聞きますぅ?結局、願いを叶えてほしければ西の悪い魔女を倒して来いという話になるわけですが、それだって、たとえば、それだけの力があれば願いを叶えるに値する人物だと認めようとか、そういうふうにフツーはなると思うんですけど…「願いを叶えてほしかったらそっちからまずこっちの手助けになることをしてくれないと」って、まさにギブアンドテイク。上下の関係よりは対等な関係ですよね。うーん、もしかして、これってアメリカ的、なのかな?
そうそう、ひとつ。オズ大王に面会するまでにあてがわれた宮殿の部屋で、かかしくん、寝なくていいのはわかりますけど、何も一晩中蜘蛛が巣を張るのを見てなくても…ほかに何かすることないのかいっ。
ぼーっとして何にも考えてないようだった(?)ドロシーですが、この章では「たとえエムおばさんと二度と会えなくなっても誰かを殺すなんてことしたくないわ」と意見を述べています。でもねー、そうしないとカンザスには帰れないし…難題を突きつけられましたね。もし私だったら??うーん、どうするかなあ?一生オズで暮らすっていうのは、やはりどうも、抵抗があります。しかしねぇ。うーむ…。ま、でもその前に、自分が殺される心配をしなさいよ、とドロシーには言ってやりたいです。そういうことは心配しない性格なのですよね〜。(^^;)ああでも、北のよい魔女のキスがあるから、それは大丈夫なのでしょうね、きっと。
- 2005/01/06(木) 22:28:53|
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